ディズニーアカデミー「東京ディズニーリゾート・コミュニケーションスキル」体験会

私はグルート（こんにちは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をようやく観てきた広報係です）

先日、ディズニーアンバサダーホテルにて行われた「東京ディズニーリゾート・コミュニケーションスキル」体験会に行ってきました。
本来学校向けの体験会だったのですが、特別にサークルとして参加させていただきました。

ディズニーアカデミー｜東京ディズニーリゾート

ディズニーアカデミーとは、2005年から行われているプログラム。
東京ディズニーリゾートを違う角度からとらえることで、パークのホスピタリティマインドを心と体で感じることが出来ます。
これまで、中・高生向け、社会人向けプログラムが開催されてきましたが、今回新たに大学生向けプログラムとして「東京ディズニーリゾート・コミュニケーションスキル」がスタートします。

学生時代と違い、社会人になると相手に合わせた柔軟なコミュニケーションが必要になり、その対象も自ら選ぶのではなく強制的にコミュニケーションを取らなくてはならなくなります。
社会人になるにあたり身に付けておきたいコミュニケーションスキル、各地で同様のセミナーも多く開かれていますが、このプログラムでは東京ディズニーリゾートらしいコミュニケーションスキルをディズニーらしく学ぶプログラムになっています。

まず、東京ディズニーリゾートが大切にするコミュニケーションとは何でしょうか。
肝となるのは伝える力と聞く力。
しかし、それを相手に届けるには「信頼関係の構築」が欠かせません。
1日に数千人のゲストと触れ合うと言われているキャスト、触れ合う一瞬一瞬に信頼・安心を与えることが必要になります。

「東京ディズニーリゾート・コミュニケーションスキル」では、レクチャーによりスキルを学ぶだけでなく、そのあとにパークに入ることで実際に行われいているキャストのコミュニケーションを実感。
自発的行動のコミュニケーションスキルを養うプログラムです。

テーマは「東京ディズニーリゾートで実践しているコミュニケーションスキルを理解し、今後の人間関係づくりのヒントとする」

今回は、このレクチャー部分をダイジェストで体験することができました。
レクチャーは（本当は）2時間。
パークで働く現役キャストが講師となり、ディズニーホテルの宴会場で行われます。

レクチャーのポイントは3つ。
・ディズニーテーマパークの行動基準
・ディズニーテーマパークの製品
・コミュニケーション

ディズニーテーマパークで大切にされている行動基準「SCSE」や、大切な製品である「ハピネス」、そしてキャストが大切にするコミュニケーション「あいさつ・スマイル・言葉づかい・アイコンタクト」。
突撃インタビューやグループワーク、ちょっとしたゲームを通じてこのようなコミュニケーションスキルを体感しながら学んでいくことができました。

普段何気なく接している東京ディズニーリゾートのキャスト。
私たちと同じ大学生も多いキャストが、どのようにホスピタリティマインドを実践しているのか、現役キャストである講師の実体験も交えながら学びました。
また、ケーススタディとしてゲストの状況を想像しながら自分がキャストだったらどう対応するかを話し合う内容も。
最後には、今日学んだことが自分の将来にどう使われていくかを考えるプログラムになっていました。

散々言われている「コミュニケーション力」が東京ディズニーリゾートでどのように定義され、実践されているのか。
実際のエピソードや、参加型アクティビティによって体感できるプログラムになっていました。

ちなみに、グループワークのチームは会場が指定。
普段あまりしゃべらない相手とのコミュニケーションになるかもしれません。
（1人で参加した私は他の学校の先生とグループワークを行ったのでした）

ディズニー研究会としてパークを違う視点から見てみると、いつも新たな発見があります。
大学生として必要だと言われている「コミュニケーション」という視点は新たな視点のひとつ。
キャストは「ゲストの立場にたち、自ら行動する」ことを大切にしていますが、キャストの視点に立ったゲストとしてパークを新たに見つめることが出来ました。
パークに溢れるホスピタリティマインドとコミュニケーションスキル。これらが社会でどう役立つかをみんなで楽しく体感できる、そんなプログラムでした。

いつかD研のみんなで楽しく受講してみたいですね。
D研ではこのような学校向け・団体向けプログラムも企画として行っています。
パークファンパーティーやホテルでの宴会・・・夢を実現させられる環境ですよ。
これからもみんなでディズニーを楽しみ研究していきたいと思います。