日本最大のインカレディズニーサークル

研究発表 2018年冬

皆さんこんにちは!

『メリー・ポピンズ リターンズ』と『キャプテン・マーベル』、『ダンボ』特に『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開が待ち遠しい広報①です。

今回は夏と冬恒例の研究発表会の様子ををレポートします。

D研は桜美林大学と跡見女子学園大学と年に2回、研究発表をしています。2018年の冬は跡見女子学園大学で行われました。

D研からの発表は4つ!

  • 「日米の興収比から見る近年のディズニー映画」
  • 「ディズニーリゾートラインの存在意義」
  • 「ディズニーの未来を予想する」
  • 「WWIIにおけるディズニーのプロパガンダ作品とスタジオの財政雇用」

それぞれ簡単にまとめていきます。

「日米の興収比から見る近年のディズニー映画」

ディズニー映画を定義付け、日本とアメリカでの興行収入を比較・分析。

二国間の興行収入の差異が生じた要因を考察しました。

『塔の上のラプンツェル』は日本の興収は伸び悩むも『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズは日本で根強い人気を誇り、数字で見えてくる新しい発見がありました。

日本ではパークでの映画プロモーションが難しい等、日米では映画のプロモーションの制約が異なる点を指摘しました。

「ディズニーリゾートラインの存在意義」

発表者は北九州モノレール主催の「鉄道の日記念 モノレールまつり2018」のディズニーリゾートラインのブースに東京から日帰りするくらいの「リゾラ好き」(笑)

「モノレールまつり」でしか手に入れることができないディズニーリゾートラインのサンバイザーを着用して発表しました。

ディズニーリゾートラインの存在意義を輸送手段として、娯楽としての2通りで捉え、ディズニーリゾートラインが東京ディズニーリゾートの重要な要素であることを主張しました。

「ディズニーの未来を予想する」

TechRadar[Vision]を用いてDisney Enterprises, Inc.の特許を解析し今後のThe Walt Disney Companyの展望を考察しました。

仮説1は「映像技術に重点をおき、総合エンターテイメント企業としてさらなる成長を目指す」と発表。

今年公開予定の『ライオン・キング』の実写版は『ジャングル・ブック』(2016)の技術を発展させた感じでとても楽しみですね。監督は両作ともジョン・ファブロー。仮説とはいえ信憑性は高いですよね!

仮説2は「メディア部門に注力し、AmazonやNetflixをライバルとする巨大メディア企業として成長を目指す」と発表。

DisneyはHulu株を30%保有していますが、21世紀フォックスの買収により60%保有することになります。さらにDisneyは今秋にDisney+というストリーミングサービスの提供開始をアナウンスしているためこちらの仮説もかなり信憑性は高いです。

「WWIIにおけるディズニーのプロパガンダ作品とスタジオの財政雇用」

戦時、ディズニーはプロパガンダ作品を制作していました。

プロパガンダ作品でも『新しい精神』や『総統の顔』は有名かもしれません。

これらの作品がウォルト・ディズニー・プロダクションへの経済的影響を考察しました。

スタジオの立地やウォルトの意思、政府の関与、ストライキなど様々な要因が複雑に絡み合います。

プロパガンダの制作は経済的にスタジオの発展に寄与したとは言い難く、スタジオの維持にとどまったと結論づけました。

 

他大学の発表に対しては質問をすることで理解を深めることができました。

最後は全員で記念写真を撮影し、懇親会では交流を深めました!

早稲田大学ディズニー研究会はこれからも他大学のディズニーサークルと積極的に交流をしていきたいと考えています!

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